鈴木 涼

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鈴木 涼

私は……鈴木 涼……… 14歳……今はいじめられっ子の………中学生。 私が…あんなコトを言わなければ…私はいじめられなかったのに……… 私はこの学校に入学した次の日、いろんな女の子が話しかけてくれて中学校生活が楽しみだと思った。 なのに…………… 「ぎゃはは!ほんとあの担任最悪!」 「だよね~」 と、言って手に持っていた空の缶を地面に捨てた。 「あの!!」 「あッッ!!!?」 そう言って私を睨み付けた。 その瞬間、少し腰が引けた。 「あ…の…缶はゴミ箱に捨てて……下さい。」 「はぁ!うちらが缶一個捨てようが誰も分かんねぇよ!」 「でも…」 「じゃああんたが、拾っといて。」 それからだ、私は彼女たちに目をつけられるようになった。 が、あの中に一人だけ……彼女達とは違う子がいた。 彼女の名前は後藤 彩。 何故かあの中では浮いている気がする。 私は、この学校であと二年間過ごせるのか? そんな不安を抱きつつ、今日もこの学校で生活をする。
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