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僕の名前は中村和葉。高校二年生。
今は昼休みで幼なじみの陽太と屋上で弁当食ってるんだ。
母さんのウインナーは毎回焦げているから美味しいとは思えない。
「おーい、和葉!何ぼーっとしてんだよ?」
「!?ごめんごめん。
で、何?」
「……大事な話があるんだ。」
陽太は珍しく真顔で話す。
「俺、…和葉のコト 好きなんだ!」
「…僕、男だよ?」
僕は陽太のいつもの冗談だと思って軽く笑う。
「………和葉のコトが異性として好きなんだ!」
「…冗談だろう?
陽太…何を言っているんだ…?」
さすがに冗談に見えなくなって来てしまった。
陽太の顔は真っ赤っ赤で下を向いている。
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