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「りり。京くんにお酒あげて。イケる口だろう?うわばみって位だから。」
「へえ、俺が蛟だってわかってるんだな。さすが祓い屋。」
「でもでも、主様へっぽこなのー。」
「りり・・・」
がっくり肩を落とす王理を放っておいて、りりはワインと日本酒を出した。
どちらも、ほどよく冷えている。
「ちゃんと冷やしてきたのー。京くん、どっち飲む?」
「両方!」
お酒のことでは意気投合していそうな京とりりに、 楪はハラハラ。
そんな 楪に、王理がジュースを勧めた。
「ブラッドオレンジジュースもあるよ。あと、冷茶も。スイーツが甘いから、好きな方を飲んでね。」
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