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教室に帰り、荷物をカバンの中に詰め、教室から退室する。
上履きから外靴に履き替え学校を後にする。
登校時と同じ道を辿りながらゆっくりと家に向かう。
ここまでは、今までも全く同じだった。
竜太「な、なに!?」
急に竜太の体が車道方面へと引き寄せられる。竜太以外の人間からすると、まるで自殺をしようとしているようにしかみえないが。
(急になにが起きたんだ!?マズいぞ!)
竜太は全力で謎の現象に逆らおうとするが、逆らえない。たとえ全力で力をいれても体が反応しないからだ。
竜太「くそくそくそ!このままではひかれるぞ!」
竜太の顔には大量の汗が流れ苦悶の表情を浮かべている。
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