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涼太もゆりのところへ行く
「帰ろっか。ゆりの最後の遊園地に『行ってきます』言って。」
「うん。行ってきます!」
といい、二人は遊園地を出た。
少し歩き涼太はゆりに聞いた。
「明日、何時の飛行機?お見送り行くよ。」
「悪いから、いいよ。」
「大丈夫絶対に行く!」
といい、2人はわかれた。
次の日、
「本当に来てくれたんだ。」
「当たり前だろ。」
「また、プレゼント配ったりしような。」
「うん。また。」
「間に合ったーー!」
「くま先輩とウサギ先輩。」
「わざわざありがとうございます。」
「間に合った。ゆりちゃんが北海道行くって聞いたからね。」
「バイト仲間だしね。これ選別。」
と、くま先輩はゆりに小さな箱に入ったものを渡した。
「ボルト?」
「そう。ゆりちゃんと涼太のね。」
「2人がいつまでもこのボルトのように、いくら外れようが一緒になることを願ってね。」
「ありがとうございます」
『飛行機北海道行きの改札、始めます。乗るかたは2番搭乗口にお願いします。』
飛行機の改札を始めるアナウンスが流れた。
「それじゃ、私行きます。またね、トナカイさん。」
と、涼太のもとにやって来て涼太の頬にキスをしていった。
「ひゅー」
「I LOVE YOU~」
「くま先輩とウサギ先輩こそILOVEyouですよ。ずっと手繋いでるじゃないですか。」
「ばれた?ハハハ。」
「さ、バイト行ってクリスマスの片付けするよ。」
「はいよー。」
と涼太達はゆりの乗る飛行機を見届けてバイトへと向かった。
終わり🔚
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