メリークリスマス

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その後、 『長らくお待たせしました。原因が発見し、安全を確認されましたので運行します。』 とアナウンスが流れた。 「あ、やっと動く。」 とゆりを見ると涼太の肩で寝ていた。 下に着くと、くまの着ぐるみの下だけを着ていた先輩が立っていた。 「ゴメン~、小さい観覧車動かすサブボルトがゆるくなってとれかけていた。」 「えっ、それってやばくないですか!?」 「大丈夫。大丈夫。もしとれていても、地震とかの時に少ーしだけ傾くくらいだから。」 「えーーー!!!」 と、涼太は驚きを隠せないでいた。 「まあそれより。彼女ちゃんと上手くいったみたいじゃん。」 「はい、おかげさまで。」 「でも明日、北海道行っちゃうのはさみしくなるな」 「え!先輩何で知ってるんですか?」 「何でって、ウサギちゃんに聞いた。あ、この聞いたって言うのは秘密な。」 「はい。」 「それじゃあー、ウサギちゃん連れて帰るかな。」 「はい。お疲れ様でした。」 「ウサギちゃーん!」 と、行ってくまの先輩はウサギ先輩と帰って行った。
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