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四百四病の外
遠くで、誰かが名前を呼んでいる。私の意識を覚醒させようと、名前を呼び続けている。
―――あと少し……あと少しだけ……
微睡みの中、私の意識はまたゆっくりと失われていこうとしていた。
ゆっくり、ゆっくりと―――
心地よい眠気には抗えず、私は意識を手放そうとした。
まさに、再びの眠りにつこうとした時だった。次に発せられた言葉により覚醒せざるを得なくなる。
―――早く起きないと襲うぞ

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