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(まぁ、ロベルト殿下は王妃の実子だし王太子殿下は側室の子だから勘違いするのもわかるけどさぁ…?)
ゲームエピソードでは完全攻略後、有数貴族である次点攻略者たちの支持も得たとしてロベルトが王太子になりみなに祝福されて結婚式スチルで終わる。
…ご都合主義ゲームだから。
「おいっ!どういうことだセレスティアあぁっ!?これもキサマの差し金かっ!!そんなに王族になりたかったのかこの強欲な女めっ」
「…いいえ?そんなはずないでしょう殿下。わたくしは公爵家の次期当主ですのに王族になど恐れ多くもなれるはずがありませんわ」
「…は?当主はそなたらの父上であるアプリストン公で…」
「お父様のご出自は男爵家三男ですわよ。」
「それはそうだが、…母上はもう亡くなっているのだから家門を取り仕切っているのだし、」
「ロベルト様。…まさかとは思いますが、家門を取り仕切れば当主だなんておもってませんわよね?」
「いや、でも…なぜセレスティアが?」
(こいつなんっもわかってねぇ…)
周りの参加者もみな頭を抱えたり天を仰ぐようにしたりと呆れかえっている。
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