２５の初恋

つぶれたクリスマス

「おい、てめえ。」

うずくまる仲間を見て、二人目がかかってくる。

そこにまたまた、蹴りを入れる。

あたしをなめんなよ。

空手初段なめんなよ！

それから三人目もやってしまい、あたしの周りに男性がバラバラと倒れている。

その光景を見て、また笑ってしまった。

「じゃーねー。」

と、余裕そうに手を振って、また家に帰っていった。

数日後何が起こるか、考えもせずに…。