曖昧な記憶とその拳

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おんぶやだっこなどの、体力的な事は林クンに任せ絵本やぬいぐるみ遊びはあたしが!! って思ったけど、どうやらあたしの事は嫌いみたいで、林クンばっかりにお願いをしてくる。 「あたしがやるよ。」 「お姉ちゃんじゃ嫌。裕兄やって。」 「しかたないなあ。」 「やった~」 この会話が何回繰り返された事か。 最初は兄ちゃんだったのが、今じゃ裕兄だし。 林クンの事最初怪しいって思ってたけど、ホントは良い人なのかも。。。 なんとなくそう思えた。 でも今は―!! この小娘に対してのムカツキの方が大きい!! もちろん、こんな小さな子に対してどなったりはしない。 けど、、、
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