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私とミトはいつものようにミッションへ向かい、いつものように失敗していた。
「またアシュリー様に怒られる・・・」そう言われ私は「別に怖くない、なれたからね♪」
とケロッと言うが・・・実は怖い!!
「な・・・おま・・・」「おいてくよ~」
アシュリー様の部屋に入り目が合う、すごく嫌な顔をしている・・・
「また失敗ですか?コレで256っ回目・・・(ため息)次は許されませんよ?」と叱られる私たち。
ミトは顔から考え事が読める・・・数えてたのかよ・・・ってね。
私はちょっと遊びで「ちょっと、何でミトのせいで私まで怒られるの!?」
ミトはそれを本気にしちゃったみたいだしッ!!!
「はあ!?っザけんじゃねー、お前があの時すべったんだろ。ばーか」
これはさすがにショック・・・「ひっ、ひどい。お前死ね!」ついこんなことを言ってしまうw
「だ、黙れ、お前がさっさと死ね!」なんか子供っぽい私たちを見つめるアシュリー様。静かな人だけど本当はすごく怒ってたりして・・・
そう思ってたとき「喧嘩ばっかりですね。パートナー関係やめますか?」そんな言葉に私たちは声を重ねて
「え?」と自動に言ってしまう
一瞬の沈黙。
私はそんなのもちろん嫌だ、仲間を失いたくない。ミトは私のパートナーで友達だ。
「やめない、喧嘩のないミトとの関係なんて考えられないもん!それに・・・私がいなかったら、ミトがなくでしょ?♪」
「それはそうだな・・・って、おい!!」気づかず言ってしまったことに恥ずかしがっているミト。
アシュリー様はどうなんだろうと思いちらっと見ると・・・
「フフ・・・それではがんばってください。」
と笑顔で言ってくれる。普段笑わない人だからその少しの笑顔を見たのが嬉しかった。
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