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ことに気づいたようだ。
そのことを言うと「いつかはあなたもわかってしまうと思いました」と言った。
それは私が闇の国で5歳くらいまで生きていた記憶が消された日、闇の国で生まれた心に闇がない子だった記憶が消えた日。
私の過去を知るため、「あっち」へ戻る、というと私の父、ライトは私を見つけたら記憶をリセットして私を武器として使うと約束したんだと言ってくれた。
なんかひでえやつだな。別に心配しなくても良かった、もう過ぎたのだから、私はあいつよりも強いから。
それから二日後、あの日から同じ顔しか見せない私に身とは怒鳴った
「お前いいかげんにしろ!アクアらしくねえ。」「うるさい、あんなこと聞いて誰だってこうなるでしょ!?」
怒鳴り返した私に起こるのかと思った。でも違った。すごく変わってしまった私を見るのが辛いんだ。
今までの親友をなくしたように背を向け最後の言葉を言った。「お前らしくねえのが嫌なんだ。もうあんな奴いいじゃねえか、まだ生きてるのかもわからねえんだ。」
そう言うと部屋に閉じこもった。それは本当、あれはもうずっと前のこと。
しばらくは忘れておこう。みんなを傷つけないためにそう思った。
そうすればみんなはあたしを捨てない、あいつみたいに、私を裏切らない。私はそれが怖いからだまって置くことにする。
ふと後ろを向くとそこにはあいつがいた。ライト━━━━!!
近づいてくる、まるでホラー映画みたいに動けない私にゆっくり近づく。そして私の腕をものすごい力でつかみ二ヤッと
気持ちが悪い笑みを見せる。そして耳元で言う
「みぃつけた」
目が覚めると私は叫んでた。いつの間にか寝てたんだ・・・どうやってベッドまで来たんだろう?
次の日、ミトがここまで運んでくれたんだと・・・こいつ変態じゃね?とか思ったら、「お前が気絶したんだろ」だって
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