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イチ「おはよ。さくらちゃん。」
「え!あっ…おはよ。」
イチ「どうしたの?」
優しく微笑んで、行ってしまった。
もう少し話してたかったなぁ…
理沙「さーくーらー!」
「え?え?」
理沙「なになに?イチくんと話してたじゃん。」
「もー、びっくりしちゃった。」
理沙「いいなぁ…あたし、話したことないのに。」
「たまたま隣の席だからね。」
理沙「それもあるかぁ…」
1時間目は…ホームルームか。
あ!委員決めだ。
理沙「美咲休みっぽいね。」
「ほんとだ。」
いつもは私より早く来てるのに。
キーンコーン カーンコーン
「ホームルーム始めるぞー…ん?津本美咲休み。
じゃあ、黒板に書いていけ。重なったらじゃんけんな。」
みんな黒板に向かっていく。
「先生。」
「どうした?」
「津本さんの分も書いていいですか?したい委員聞いてるので。」
「いいよ。ありがとう。」
図書委員 中川さくら
美化委員 津本美咲 …っと。
さっさと書き終えて、席についた。
人が多すぎて…
ん?イチくん、書かないのかな?
蒼太「イチー!お前、何すんの?」
イチ「んー…図書委員で。」
蒼太「了解。書いとくね。」
イチ「サンキュ。」
図書委員!?
うわぁ…同じだぁ…
「ねぇねぇ、中川さん。代わってくれない?」
「あっ…ごめん。図書委員やりたいんだよね。」
「そっかぁ…」
ちょっと嬉しい♪
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