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理沙「今日図書委員だよね?さくら。」
「うんっ。行ってくる。バイバイ。」
理沙「バイバイ。」
イチ「行こっか。」
「うんっ。」
イチ「なんで図書委員になったんだろ。図書館がどこにあるのかも分かんないのに(笑)」
「あはは(笑)私も分かんない。」
イチ「ここどこ?」
「えーっと、科学実験室。んー…こっちかな。」
イチ「あ!これだ。」
「あっ、あったぁ。よかった♪」
司書「月曜日は1-1の担当だから。ここに座って、手続きしたり、図書館の本の整理したり。」
イチ「大体分かりました。」
司書「ちょっと出てくるから、5時半までよろしく。」
イチ「人いねーじゃん。」
「そうだね。」
イチ「なんか面白い話してよ。」
「え?」
イチ「暇だし。」
「あっ!あのね、昨日、近所の子供たちと遊んでたら、バレーボールで負けちゃったの。なんでかってね、私1人対子供12人だったの(笑)」
イチ「… 」
「…あれ?」
イチ「あはは(笑)さくらちゃん、超面白いね。」
「それ、褒めてるの?(笑)」
イチ「ほめてるほめてる(笑)」
キーンコーン カーンコーン
イチ「帰ろっか。」
「うん。」
イチ「どこから帰るの?」
「南門から、北に帰る。」
イチ「川沿いの道?」
「そうそう。」
イチ「じゃあ途中まで帰ろっか。」
えーーー!!
一緒に?
一緒に帰りますか?
私、完全にイチくんに恋してる。
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