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「お~っ!あと半分くらいだぞ。
ガンバレ~」
「さ…流石に…手加減しながらじゃきついかも?」
「こっちもだよ…フェンリルの牙が使えるならこんなやつら…」
とか言いながらも、ちっさいおっさん達は自分らに見合った大きさの武器で戦っているのに対し、チータ達は素手で殺さずの縛りプレイだ。
それでも、半分くらいまで数を減らしたんだから大したものだと思う。
そして、若干アホ毛の身体が萎んで見えるのだが気のせいだろうか?
「おまえたちひけ~!」
「お~」
「お~」
「お~」
「おうさまたたかう~」
「おまえたちおわり~」
「けつからぼうさしてまるやき~」
と、今まで仁王立ちだったたもさんが、唐突にちっさいおっさん達を引かせる。
真打ち登場ってか?
でも格好つけてもあなた、たもさんですから!
「ふぅ~…チータくん任せるよ?
これ以上やったら、色んな意味で無理だから?」
「なっ!狡いやエリス!
おいらだっていっぱいいっぱいだっての「あ゛っ!?」………わかったよもう…
長が相手なら、フェンリルの牙を使っても問題ない!
…来い!!」
そう言って背中の槍を構えるチータ、アホ毛はどうやらスタミナ切れらしい。
スタミナ切れると萎むのか?不思議な生き物だ…
「よくぞわがぶかたちをしりぞけた~
おまえのちからをみとめ、わがちからをみせてやる~
いいかな~?」
「いっ…いいとも~!」
いやチータ、そこはノってやる必要は無いと思うぞ?
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