お前がペット

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校舎に入って3階分の階段を登る 桜の木が見える場所 そこが私達の教室 1年C組 鈴は私を支えながら 教室に入った 外の騒ぎのおかげで教室には1人もいなかった 誰にも泣いているのを気づかれずにすんだ 「何だかんだで桃花が一番泣き虫だね」 「怖かったよ!!!」 私は皆の前ではしっかりするけど実際怖いもがキライで辛いものもキライだし暗いのもキライ それを知っているのは私の家族と鈴だけだ 鈴は私を慰めてくれた 鈴はいつも私を慰めるのがとても上手だ そのおかげで直ぐに落ち着きを取り戻す事ができた しばらくすると部活の勧誘が終わり外が静かになる さっきまでいなかった生徒達が次々と教室に入ってくる クラスの皆が教室に集まったころアナウンスが入った 「全校生徒につぐ……お「僕たちのペットが決まったからここで言いまーす!今回は、1年C組白雪ちゃんです」俺がいいたかったのに………「彪お前キモいぞ」うるせー!」 プッッッ 放送切れた? てか私の名前なんでしってんのよ しかもペットって なんなのよ 「キャー!g-cよ」 「鈴g-cってなに?」 「知らないわよ…」 鈴と喋っていると 「白雪さん!g-cの皆さんが呼んでますよ」 えっ私! 鈴に 目で助けを求める 知らんぷりをする鈴 良いわよ 「何ですか…」 私は顔を見ないで尋ねた 「今日から生徒会室に朝と昼と放課後に来い」 「今からいくよ白雪姫ちゃん」 「名前は僕が決めるのに!龍のばか!」 龍 リュウ という名前の人はゴメンと謝った 仲のいい人達だな 1人でそう感じながら3人を見ていた
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