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同棲から半年。
逸樹は、ある決断をした。
「心春…。」
「なあにー?」
「そろそろ、これにサインしようか。」
「サインって…。」
逸樹が心春に差し出したのは、既に逸樹のサインがしてある婚姻届だった。
「これって…婚姻届…?」
「そう。俺たち、同棲してから半年だろ?そろそろいいんじゃないかって…俺と、結婚してくれませんか?」
「もちろん!!」
心春は逸樹に笑顔で答えると、婚姻届にサインをした。
「これでよしっと…。」
「心春…明日、改めてお互いの両親に挨拶をして、これを出そうか、」
「そうだね。」
次の日、2人はお互いの両親へと、改めて挨拶をしたあと、婚姻届を提出した。
「さてと…あとは、結婚式だね!」
「うん!!」
「心春。」
「ん?」
「俺と一緒にいてくれてありがとう。大好きだ!」
「私も!」
2人は、笑顔で家路に着いた。
お互いの夢や、これからの事を語りながら…。
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