さよならいうドアの前

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多分きっと誰にも見せられない涙を誰もが持っていて 僕の涙も君にも見せられない だけれど君のはみせてほしい 「君から風邪うつされた」って言ったらゴメンとあやまる君の オデコにキスした ☆さよならいうドアの前 何か言いたそうな君の 優しく肩抱きしめなかったのは 僕に勇気がなかったから くじけたり友達とはしゃいだり一人で月を見上げてても お互いの手のひらを合わすようにいつでも君とつながってたい 僕の帽子を勝手にとって自分でかぶって「似合う?」って聞く 君の顔よく見せて 僕は君に出会うまで僕の心の中にある 誰かのぬくもり抱きかかえながら過ごす夜を知らなかった ☆R
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