5人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
助手席の君は静かに寝息をたてている
ネオンの明滅が少しうるさい
いつもは車の行き来の激しいこの道も
この時間はさすがにすいているね
思わずアクセルを強く踏みそうになるけど
助手席の寝息を守りたくて僕はスピードを下げる
僕の大切な人にスロースピードへこめた想いを
いつまでもずっと君だけに捧げ続けよう
もう少しすれば左にコンビニが見えて
そこ曲がればすぐに君の家だね
明日からの仕事のせいまたしばらく会えない
助手席の寝顔をまだ見たくて僕はスピードを下げる
僕の大切な人にスロースピードへこめた想いを
いつまでもずっと君だけに捧げ続けよう
僕の大切な人にスロースピードへこめた想いを
いつまでもずっと君だけに捧げ続けよう
捧げ続けよう
捧げ続けよう
最初のコメントを投稿しよう!