戦乱の始まり

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日本に着いて久々の帰省が許された。駅には両親が待っていて、先生や近所の人は僕を軍神だと喜んだ。変な気分だった。休暇の最後に家族写真を撮り「御守りにしたいと」一枚もらった。そして、僕は一つの決断を胸にある場所に行った。しずかの家だ。 しずかは女学校の教師をしていた。しばしの雑談の後、僕は結婚切り出した。しずかは頷いてくれた。式は落ち着いてからしようと決め、僕は蒼龍に帰った。
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