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キーンコーンカーンコーン
授業終了の合図が鳴り響く。
「終わったーっ!!めしーーっ」
ガタッ
礼が終わると同時に私…葉風蒼依(ハカゼ アオイ)は購買に向かって全力で走った。
「葉風!!廊下は走るなっ」
「サーセン!!」
途中先生に注意されたが気にしない。
気にしてたら購買で一番人気の幻のコロッケパンが買えない!!
購買で見事コロッケパンを買いあとはメロンパン、カレーパンを買い私は屋上へ向かった。
今は5月中旬。
屋上は風がきもちいい。
しかも本当は屋上に行くのは禁止され屋上にいく扉が鍵がかかっている。
が、私は手先が器用なので鍵は簡単には開けられる。
そこは誰もいないから絶好のくつろぎスペースなのだ!!
まぁそこで友達と一緒に食べる約束をしている。
友達は委員会の仕事で後から来るけどね。
「あれ?」
扉が開いてる?
扉がほんの少し開いていて光が細く一本に照らしている。
ギギギ
錆びた扉を押し屋上に行ってみる。
この時、どうして屋上に行ったのだろう。
もし、行かなければ私はいつもどうりの平和な日常を過ごせたのに。
この後、私は心からそう思うことになるのだった。
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