二時間目

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「黙りなクズが」 「女の子を泣かせる者はクズだ」と私はおじいちゃんに教わった。 そして、「女の敵は死の鉄槌を」とおばあちゃんに教わった。 つことで、 「あんたら全員処刑ね」 首を切る仕草をし、私は男どもに言い放った。 あ、なんかちょっとかっこよく決まったかも… 「ふざけんじゃねーぞ!!このブスッ!!」 「誰がブスじゃぁぁぁぁあっっっっ!!」 男の顔面に飛び蹴りを食らわせた。 そして 「ふんっ」 倒れた背中にのり両足を掴む。 勢いをつけ後ろにのけぞった。 男の下半身もそれにつられ曲がる。 「あだだだだだだたっっ!!」 「ふはははっ!!私のことをブスなどと言うからじゃあ!!」 失礼だよね。 おじいちゃんとおばあちゃんは私のことかわいいと言ってくれるのに。 最後に男にとっては大切なところを踏んであげ制裁は終わった。 あと一人私が鞄をあて気絶させたやつも大切なところを踏んであげた。 やっぱり平等がいいよね。 「やぁ、大丈夫かい」 ナンパされていた女の子に私は紳士的な感じで接する。 ……………あれ?なんかこの子制服ちがくない? 女の子だよね? なんで男子の制服着てんの? 「あ、あの!!」 女の子は目を潤ませて私を見た。
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