いち

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授業が過ぎ、6時間目。 この時間は桜ヶ丘高校の学祭の話し合いだった。 桜ヶ丘高校は普通の高校とは違い、秋に学祭を開かれる。 「それじゃーアンケート取りまーす!紙にやりたいこと書いて後ろからまわしてください。」 とクラス委員長と副委員長を中心に話し合いを始めた。 「じゃー、回収しまーす。」 とアンケートを回収し、委員長と副委員長でささっと集計して黒板に書き始める。 「お前なんて書いた?」 「去年の寸劇、はとまっち先生まじうけたよなー」 「うんうんまじまじ。」 とあちこちで飛びかう中、委員長が口を開いた。 「カフェとお化け屋敷が半々でした!これから、どちらかに手を上げてください!」 「えーまじかよー!」 「お化け屋敷がいい!」 「カフェだよー!」 あちこちで意見が飛び交う 「朱音はどっちがいいと思う?」 「うーん、どっちだろ。彩音は?」 「カフェかな。」 「えーお化け屋敷だろ。そこは!」 「潤好きだもんな。驚かすの。驚かされるのは嫌いだけど」 「そういう翔太こそー。」 「俺は別に大丈夫だし。」 「ほんとにー?ハハハ」 とあちこちで飛び回り、クラスの意見をまとめた結果、カフェとお化け屋敷を2つやることにした。カフェまでの道をお化け屋敷にしてカフェもお化けーきをホットケーキで作ると言うものだった。 「じゃー、カフェやる人お化け屋敷やる人に分かれて話し合ってください!」 朱音と彩音はカフェをすることにした。 「ケーキ作るのが好きな朱音がいたら問題ないね。」 「まかせといて!」 とケーキにのせるイメージを紙に書き出した。 「おー、いかにもお化けって感じ。可愛いし食べるのがもったいないね。」 とカフェはほとんどが女子の集まりだった。 一方翔太達は。 「理科室の人体模型何体か借りて並べた間に本物の人体模型の服着た人設置とかいいんじゃない?」 「掃除ロッカーとかからもな。」 「カフェ行く前に引き返すかもな。」 「ハハハハ」 と学祭に向けての準備が始まった。
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