僕の夢

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「どうしてこんなことをいうの?」 真っ暗な部屋。静寂が支配する部屋で、僕は一人ぼっち。 でもそんな風に問いかけても。 誰も答えてくれる人は一人もいない。 『それはおまえがいけないからさ』 誰もいないはずなのに、 その問に答える声がした。 「…ぼく、悪いことなんてしてないよ?」 『自覚なしか…まぁ、幼いガキには理解することもできないよなぁ』 言ってる意味などこれっぽっちもわからなかった。 「きみはだれなの?」 『俺か? 俺はおまえだ。いや、おまえの一部だ』 そいつの姿は見えないけれど、声だけははっきりと聞こえた。
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