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「いちぶ…?」
『そう。おまえの一部分だ。だからおまえの思っていることはぜーーーんぶ解っちゃう』
「ぜんぶ…。でもぼくは、きみをしらないよ?」
『あったりまえだろ? おまえの心なんだ。まぁもう一人の自分っつう解釈でもできるな。
つかさっきから疑問形多すぎ!』
ま、実はこの会話をしている時、夢でも見てるんじゃないかって疑問に思ったけどな。
でももう、それはそれでよかった。
久しぶりの会話相手に、その時の僕は喜んでたんだから。
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