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《side☆春陽》
恋と友情の違い。
どこからが恋でどこからが友情？
そんなもの定義なんてされてない。
｢春陽、どーしたのー？元気ないじゃん｣
ひぃちゃんが心配そうにあたしに聞いてくる。
｢…うん。｣
｢うんじゃ、わかんないよ。｣
｢…聞いてくれる？｣
あたしはひぃちゃんにさっきの出来事を伝えた。
それを聞いているひぃちゃんの顔は、少しずつこわばっていく。
｢…ってわけ｣
話終わるとひぃちゃんは小さく首をひねった。
｢…春陽…って、最初の告白は何て言ったの？｣
｢最初？｣
｢うん、一番最初｣
…最初の告白…かぁ。
確か…
｢『あたし、廉みたいな人好きだよ』だったかな？｣
それを聞いてひぃちゃんは苦笑した。
なんで？
変かな…？
｢アンタの告白、カルいなぁ～｣
ふはっと笑い出すひぃちゃんを呆気に取られて見る。
カルい？
｢考えてみなよ｣
ひぃちゃんは人差し指をあたしに向けた。
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