カラフルな日記

僕と君と

『うん！せーじゅうろー大好き！』

『あぁ。 部活の時は外すんだぞ。 危ないからな。』

『わかった！ それ以外はずっと付ける！赤ちんもだよ？』

『…あぁ。ずっと付けるよ。
そうだ敦、浮気はするなよ。
お前はかっこいいんだからな。』

『するわけないじゃん！ 俺は赤ちんだけだもん。
征十郎こそ綺麗でかっこいいんだから
浮気しないでよ？』

『当たり前だ。 僕も敦だけだからな。』

そして
どちらからともなく
僕たちはまた、強く強く抱き締め合い
深く深く唇を重ねた。

お前の傍に居られるのも後少しなのか。

たった３年なんて言ったが
やっぱり３年は長いな。

離れるのが嫌になってきたよ。

敦の言うとおり
監禁してしまおうか、敦を。

なんて

依存し、執着しているのは
僕の方だな。

大好きだ。
僕だけの、大切な恋人。

―僕は君のもの、君は僕のもの―