とりあえず現実世界
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「………おかしい。」 ソラは小さく呟いた。 (もしかして日曜日か?) ソラはポケットから携帯を取り出し開く。 待ち受け画面のリオレウスの頭に被さりながらも『月』という字はしっかりと読み取れた。 (なら、遅刻してるとか?) 腕時計の針は無情にも7時50分を指してる。 (……ならなぜ?) ソラは誰1人居ない通学路を見上げた。 「ならなぜ、生徒が1人も居ないんだ!!」
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