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それどころか、仲間が六人とも考えてませんでした。
そしてストーリーを進行する中で、何かに付けて六に関わるようにと設定が決まっていきます。
Sixth Sense。
この携帯ゲームからして、六を意識させる為のものでしたね。
ですから、蓮次達は六にこじつける為に生まれたキャラクターと言うのが、本当のところです。
ですが、歌津美を除く五人のキャラクターには、本当に助けられました。
特に大沢や蓮次は、時に主役以上に目立ちつつストーリーを牽引し、誰が主役かと作者を悩ます程でした。
そのせいでしょうか、ストーリーが膨らみに膨らんでしまったのは。
そして、歌津美。
引きこもりで不登校、やや病弱で何も持たない少女を主人公に据え、ペンシルダイスという能力を与えたものの、執筆当初はリアリティを表現するのが難しく悩みました。
何せ、超能力にリアリティはありませんから。
それで、リアリティの追求は諦めました。とことん非現実を使って、ストーリーを構築していく。
それで、楽になりました。
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