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とにかく小春を抱え
秋:小春隊員、安らかに眠り下さい。我々は、小春隊員の分まで、生き延びます。皆、敬礼を!!
保健室のベッドに連れて、秋は、軍人セリフを言い、そして敬礼をした。
蜜:(敬礼…?ああ警察のポーズね。え?私もやるの?)
戸惑う
かなめ:死んでねぇよ!!ってか勝手に殺すな!!早くこの劇終われ!
秋の腕を叩いた
保健室の先生:あなた達!保健室では静かに。
蜜、秋、かなめは、保健室を速やかに出た。
学校1怖い先生は、「保健室の先生」
まだ、一年生達には分からないけど、先輩を見れば、怖がっている。
とにかく、先生を怒らせない限り学校は、平和なのだと心から聞こえてきそうだ。
~グランド~
蜜:きゃ、きゃ~
次々と流れ球が飛んでくる。
なぜ、グランドでするのだろう。校外ですればいいのに…
蜜は、走りながら、かなめに
蜜:もう、校外で走りましょうよ。グランド危ないです。
半泣きで訴えた
かなめ:私も同感だ。毎年先輩方が言うけど、先生は、許可してくれない。だって校外なら部員全員は、走ることを止める。
諦めた表情で言った。
野球A:おい、なんだ?あの女子!
野球B:うちに、自衛隊部あったか?
蜜、かなめの後
が、にぎわっている。どうして?そう言えば、秋の存在を忘れていた。
けど、自衛隊部って?
振り向けば
もっと後の方に、秋が地面に、うつ伏せをし前進していたのだ。
見た目から自衛隊の訓練ぽい姿だ。
よくグランドのすみで、女子一人自衛隊訓練ができるのだろう。恥ずかしくないのか。
かなめ:(まだ、軍人劇?をしていたのか)
あきれて、心の声しか出ない。
かなめ:私たちは、他人のフリだ。
蜜の肩をポンっと優しくたたき耳元で密かに、つぶやいた。
蜜:同感です。
友達が自衛隊のマネをしている姿を見て恥ずかしい。
自衛隊?
むしろ
ホラーだ。
~女子更衣室~
秋:自衛隊訓練疲れたよ~。
うわぉ!!体操服が泥まみれだ。
秋の体操服が野球部並に汚れていた。
蜜:汚れとれるかな?
かなめ:部室に洗濯機あるから、秋さんの体操服を洗ったらどう?
今日のマラソンこれでいいのかな。
次こそは、しっかり走らないと!!
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