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驚いた。
友達の家のご飯食べにじゃなくて、友達のご飯を作りに来るなんて。
秋:もう一回入り直して。
と頼む
一体何をしたいのか
仕方がなく入り直した
ガチャン
蜜:おはよう
挨拶をして入ると
秋:あなた。おはよう。お風呂にする?ご飯にする?それとも?
定番発言をしてきた。
ただ、それを言いたいだけのようだ
朝からリアリティのある「おままごと」をしないといけないのか?ってか中1の秋の精神年齢って!?
蜜:ご飯がいい。
秋の顔がすごく嬉しそうな顔をして、朝食を出した。
味噌汁、卵焼き、のり、白米
サラダ
普通に一般家庭の朝食だ。
秋が作ったご飯の味はどうなのか。
蜜:いただきます。
手を合わせて
まずは、卵焼きをいただいた。
蜜:おいしい!!
なんだかプロの味がする。
ダシ入りで、辛くもない、甘くもない。絶妙なバランス
次は、味噌汁
平成生まれだけど、昭和そのものをすべてを感じる。
懐かしい風味、涙がでちゃう。
朝食を食べ終わり
食器を洗いにキッチンへ
たまたま床にビニールのゴミが落ちていた。
ゴミを拾い
ゴミ箱を開け入れようとしたが…
よく見ると
「プロの味のダシ卵焼き」
「インスタント味噌汁」
「簡単サラダ」
と言う名前の書いた冷凍食品だった。
上手に作ったご飯を誉めようとしたが、全部手抜きとは…
なんだか騙された気がした。
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