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ピンポーン…
インターホンが静かな家の中に鳴り響く朝
蜜:えっ、こんな時間に?
朝早い外は、まだ日が出てない。
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
連続でインターホンが鳴り響く。家の中いる人は、誰も動く気配がない。
蜜は、急いで布団を蹴っ飛ばし玄関に向かった。
ガチャ
開けた先には
秋:グッドモーニング、グッドモーニング
ハイテンションな幼なじみの友達が立っていた。
蜜:間に合っています
閉めようとしたが、秋は、まるで、ホームセールスの人のように家の中へ入って来た。
秋:中学に行こう!さぁさぁ
大声でジャンプをしながら言った。
蜜:いやいやまだ5時だから。学校開いていないし。
秋:大丈夫。気合いだ気合いだ。
秋は笑いながら蜜の背中を叩いた。まるで、上司が後輩に絡んでいるようだ。
秋:早起きは、さーもんの得って言うでしよ。
明らかことわざが、間違っている。
蜜:私は、とにかく寝たいのです。寝かせてよ!!
気が付いたら眠っていた。
春のまぶしい朝の日差しが差し込んだ。
目覚めた時には、秋の姿が見当たらなかった。
蜜は、初の制服に着替え台所へ行った。
すると
秋:おはよー。
当たり前のように私の家のテーブルで、朝食をとっている友達の光景が見えたのだ。
蜜:何をしているの?!
秋:見てわからない?突撃友達の家の朝ご飯!
気のせいか今朝は、長く感じたのだ。
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