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調理
今日は、初めての調理の日。
何を作るのかと、楽しみで、わくわくしてきた。
エプロンをつけ、蜜は、ピンク色で、小学生ぽかった。
みんなは、どんなエプロンをしているのか気になって、回りを見ると…
秋…昭和の主婦
小春…純白で、フリル
蜜:(昭和のお母さん?メイドさん?)
かなめ先輩はどうなのかと振り向いた。
かなめ…パティシエ
蜜:(全員白色エプロン統一なの?)
一人だけピンク色が目立っていた。
空気を読んで、白色エプロン統一しなければならないと思い焦りだした。
何か他はないかと考え
そしてカバンに何かあったはずと思いついた。
蜜:(そうだ!給食のエプロンだ!)
しゃがんで自分のカバンの中を探した。
見つけ、着た時。
みんなの目線が…
秋:(給食?)
小春:(さっきの…ピンク…色は…?)
かなめ:(…)
不思議な空気だった。
かなめ:今日は、簡単なクッキーを作ろうか。
かなめは、クッキーのレシピをホワイトボードに書き込みながら。
かなめ:蜜さんは、分量計りを。秋さんは、材料を。小春さんは、必要な道具を。
指示をして、かなめが、ホワイトボードに書き終えると、台風が去った後みたいに、汚くなった。
書く前は、きれいだった部屋が…
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