世界が変わった日

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『えぇーと…、…よしっ、あー、あー…。ヨッシャあ!ふんっ、いい?あたしが生徒会長の神蘭 姫(シンランヒメ)よ。そして今から、この学校の全てを統括することになった最高責任者よ。あんたたち、頭が高いわね?なめてんのかしら?』 そんな、誰もがアイツの頭の中を、脳みそを疑ってる最中、最前列の生徒達にメンチを切る生徒会長…。 俺は何がなんだが訳が分からない状態(それはまわりも一緒みたいだが)に陥っているにも関わらず生徒会長は話を続ける。 『ま、いいわ。まだ朕が何者かを説明していなかったわね…。なら愚衆どものズガタカも仕方ないのかしら。いいわ!教えてあげるっ!』 そういうと自称最高責任者さんは、両手を仰々しく広げて、まるで年末の歌合戦でよく見る豪華衣装を纏う歌手のごとく、手を高々と上げた。 スルーしたが、朕と自称するとか何を考えてるんだろうか。
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