巡
3/4
読書設定
目次
前へ
/
48ページ
次へ
『早く出てこい』 青年がそう言うとすーっと男が現れ枝に腰を掛けた。 見掛けは20前後。 余裕の笑みが話しかける彼より大人びて見える。 「その言葉遣いはいつになったら改めるんだい?」 『ふんっ。いいからそれより早く送れ。この前よりももっとマシな処へ』 そう言ってそっぽを向いた青年は横目で桜の精を睨む。 彼の眼は翡翠(緑)色だった。
/
48ページ
最初のコメントを投稿しよう!
10人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
29(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!