第一章 闇に覆われた蒼空

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衆電話が台座ごと消えていた。 そう言えば、外にも公衆電話がなかったような…… ! 突然、照明が落ちた。 俺のいる5Fは、真っ暗闇となった。 俺の中に恐怖が生まれ、急速に増殖してゆく…… 「グジュルルルルルルルッ」 不気味なうなり声が、暗黒の空間を突き抜けた。
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