始まり

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なぜか顔を赤う染めて言うた聖夜。 彼の後ろにはビッチが僕を睨んどる。 雪風「何で僕なん?後ろの奴等と帰りゃぁえぇやん」 聖夜「僕と雪風は親友でしょ?僕は雪風と一緒にいたいんだぁ」 雪風「やったら後ろの奴等何とかしてぇないづらいねんや」 聖夜「でも彼女達も一緒に帰りたいって…ダメかな?」 嫌に決まっとるやん、こいつ鈍感やし女の子達の好意に気づかん。 それに変な善意持っとる、ナンパに会うたら駆けよって注意するも逆にボコボコにされよる、最終的に僕が倒してもお礼は聖夜、僕は助け損しただけ。 そのせいか鈍感な主人公の物語は捨ててもうた。 雪風「ハァ、嫌や、僕お母さんに頼まれて買い物せにゃあかんのや」 聖夜「なら僕も行く!」 はぁ?何言うとんのんこいつ。 雪風「コンビニで買い物したことないやつが来ても足手まといや」 「ちょっと貴方!聖夜に向かってなんて口の聞き方をするの!謝りなさい!」 ビッチその1が怒鳴ってきた。 雪風「肩書きしか見てへんビッチは黙っとけ」 1「ビッ…!なんですってぇ!」 怒り心頭のビッチ1。 聖夜「雪風女の子にそんな言い方しちゃダメだよ!もっと優しくしなきゃ!」 雪風「飴と鞭は使い分ける、鞭も使わな成長しん」 聖夜「でも他に言い方があるでしょ!」 雪風「とにかく僕行くし付いて来んとって」
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