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「さて、部室についたぞ。」
部室。机が一つにパイプイスが四脚にホワイトボード一つあるだけ。質素。
「まぁ、そんなもんだ。私は顧問を押し付けに行ってくる。」
そう言って職員室に向かうレイクさん。
うわぁ…。
いっちゃった…。二重の意味でいっちゃった。押し付けるって…。あーあ。
…それにしても、広い部屋だなー。隣人部の部室をイメージしてたから意外と普通でなんか安心した。
あの人もぶっ飛んでるから部屋もぶっ飛んでるのかと思ったけどそうでもなかったね。
あーあ、暇だなぁ。ラノベでも読んで待ってよ。
鞄から出てくるのは…出でよ!!はがないっ!!
いや~、やっぱり何回読んでも夜空様は可愛いなぁ~…。私が男の子だったらなぁ~、夜空様みたいな彼女がいいなぁ~…。はっ!!待てよ!!夜空様みたいな男の子がいたら!ド真ん中じゃないですか!!くぅ~、みなぎってきたぁぁぁぁぁ!!はう~!カッコいいよぉ~、お持ち帰り~。いや!!むしろ夜空様だったら性別なんて関係ない!!女の子同士の何が悪い!!むしろ萌えるだろ!!はぁうぅぅ!!夜空様に罵られたい!!ハエ叩きで叩かれたい!!肉が羨ましいなぁぁ!!
「こいつ顔がニヤニヤしてて気持ち悪いな。」
「ほわぁぁぁぁぁ!!」
「にゃあああああ!?」
「…五月蝿いぞ、お前ら。」
「あっ…鐘菊さん。いつ戻って?」
「お前さんがユニバースしている頃だな。」
「っ……死なせてください!!」
「断る。ところで、これがうちの顧問だ。」
ちっこいのがいる。だいたい小学校四年生くらいのいたいけな少女がいる。
「…小学生?」
「小学生ちゃうわ!!」
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