1章

2/31
前へ
/148ページ
次へ
ブーブーブー マナーモードにしていた携帯がなり目が覚める 「朝か?まだ暗い気がすんだけどな」 携帯の目覚まし設定間違えたかな 時計を見るとまだ5時になっていなかった 携帯はまだなっている よく見るとアラームではなく電話のようだ 「もしもし」 とりあえず電話に出る 「もしもし誠護父さんだ」 「こんな朝早くからなんだよ」 「そっちは今何時だ?父さんがいるところは夜の10時なんだが」 親父は母さんと一緒に色々な世界を回って仕事をしている 今何処の国にいるんだろう 「まだ朝の5時になってないよ。それで何のようだよ」 「今日入学式だったろ?今まで誠護はきちんと学校行けてなかったから心配でな」 俺は中学まで親父達と一緒に色んな国を渡り歩いていたのできちんと学校に通った事がなかった 勉強は通信教育や少し長い滞在の時はその場所の学校に通ったりもしていたが主に母さんに教えて貰っていた 母さんは教員免許を持っているらしく大抵のことは教えてくれた
/148ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加