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「旗揚げの話、興味はあるけどその条件なら受けたくない。
私は、役者として参加したい。」
小山君はぶつかる視線を逸らそうとはしない。
「先程も言ったはずです。僕はあなたの芝居が嫌いなんです。」
また繰り返される辛辣な言葉。
憤りを感じながらも、冷静に努める。
「……それ、先輩に対して失礼じゃない?」
「そうですね。気分を害されたなら謝ります。
だけど、僕は馴れ合いで役者を選ぶつもりはないですし、あなたに期待を持たせたくもない。」
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