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【初めまして。美香と申します。】
【宜しくね。】
【あの~、なんとお呼びすれば?】
【叔父さんで良いよ。】
【はい…】
【幾つかな?】
【20才です。】
【この仕事は長いの?】
【いえいえ、まだ一週間なんです。至らないところがあったらごめんなさい。】
【叔父さんはあまり気にしない方だから気楽にね。】
【はい、有り難う御座います。あの~…】
【?】
【私で良いですか?良いなら時間は予約頂いた2時間で宜しいですか?】
【あ、そうだ。忘れとった。ね、これから予約入ってるの?】
【分かりません。受付に聞いてみないと…少し御待ち下さい。】
美香は携帯を手にすると事務所に電話をかけた。
【お疲れ様です。美香です。今お客様がこれからの予約を知りたいとおっしゃられていますが。はい、分かりました。今代わります。】
【美香ちゃん、予約入っていないなら延長…いや、貸し切りたいのだが出来るか?】
【はい、出来ますが御値段が相当高くなりますが?】
【構わんよ。幾らだ?】
【******円になりますが?】
【それで良いよ。】
【あ!有り難う御座います。】
横で目が点になっている美香がいた。
【あの~、私、貸し切られるのですか?】
恐る恐る訪ねて来た。
【はい、叔父さんに貸しきられて今日は一日叔父さんの美香ちゃんになるのです。】
美香は信じられない…と言う顔をして俺の顔を覗き込んだ。
想像するに相当なお金持ちだろうな…
何とか気に入って貰えたら…
と、考えていた。
【さてと、シャワーを浴びて来よう。】
【はい、では支度します。】
【いやいや、最初は緊張するだろうから最初だけは別々に入ろう。緊張が取れたら一緒に入ろう。】
【へっ?】
美香は一瞬戸惑った。
何時もなら普通、必ず一緒に入り服を脱ぎ始めたらいきなり目付きが変わる男もいるのに…ま、目付きが変わるだけなら良いが先日はなんかいきなり脱衣所で押し倒されてそこでめでたくNGになる男もいるのに…
変な人。余程自分に自信があるのか、或いはお金にものを言わせているから安心しているのか?
何れにしても楽チンだけどな。
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