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『暑すぎだろー』
そんなこんなで高校生活をまったり過ごしていた。
俺、久音俊哉はまったりした生活が好きだ。
自慢ではないがこれでもスポーツはできる方だし、頭もそこそこ良い。
だか、モテない
クラスの中では静かな方だからだ
『明日から夏休みかー』
そう呟く。
『今日もブルーだな久音♪』
『今日もは余計だ』
こいつは佐原佑樹
かなり空気の読めないバカだ
だか、こいつとはソリが会う。
『そんな辛気臭い顔してると幸せが逃げるぞー』
『充分幸せだ』
『欲がないねー、夏だぞ、海だぞ、女だぞ、何か欲しい物がないのか!』
そのあとも何か話していたが面倒なので
スルーだ
『今から付き合えよー、なんもすることないんだろー』
『暇じゃない、悪いけど帰るわ』
『付き合い悪いぞ、このバーカ』
そんな言葉もスルーして帰り道を独りで歩く。
『ただいまー』
誰も居ない家に言う。
『おっ帰り~!』
『糞親父どこに行ってた!』
こいつの名前は久音広茂
こいつはかなり自由人で母さんに諦められて俺を捨てどこかに姿をくらましていた。
『あー怒るな怒るな色々お話があります!』
『お前の話なんて聞きたくない』
言い合いになって3時間が過ぎた。
『仕事をして仕送りしていたことは礼を言う』
『ありがとう、んで話と言うのわだな』
『うん』
『お前に新しい家族が出来たぞー!』
『親父、今何て言った』
『えっ聞こえなかった、家族が出来たぞー!』
『糞親父、死んで詫びろ』
これが終わりである。
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