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「………俺の…部屋だろ?」
「正解です!じゃあ次ね。これで一階はラスト!翔ちゃんの部屋まで行かずに途中で左右に階段があるよね?そこを上がると二階に行けます」
玄関から突き進んで途中で左右に階段が見えた。そこから上の階に 上がれる仕組み
「…二階には私達の部屋があります!ちなみに通常男性の立ち入りは禁止です!例え翔ちゃんでもです!」
「厳しいんだな…」
「はいっ!」
これで一階の案内が終わったらしい。以上と言って、他に質問とかを聞いてくる
「特にないかな…」
梓に質問は今はないので終わらせる。その時
「ただいまぁ…梓ちゃんいる?」
約一名帰ってきた。
「ナイスタイミングだよっ!」
玄関の方へ振り向くと、ゆっくりとドアが開く。
外から現れたのは
黒くてサラサラとした腰あたりまで伸びている髪に黒く澄んだ瞳、純白の真珠の様な白い肌
背丈は俺より20cmくらいは低いので凡そ160cmくらいで、梓より少し上の身長。
俺を釘付けにした魅力の一つとしてあの胸。今までの栄養源は全て吸収したかのように育っており、腰の括れ……まさに女性の教科書だ。
「……翔ちゃん、目線がえっちぃよ…」
梓につっこまれるが…そうなってしまう
「……あのぉ。梓ちゃん、この方は?」
「翔ちゃんだよ!蘭……ってわからないか…新しい大家さんです」
梓が俺を紹介してくれたが、一応俺からも自己紹介
「あ、えっと。前大家の孫で桃山翔太っていいます……これからよろしく…」
「翔太さん。よろしくお願いしますね。わたしは城咲 蘭(シロサキ ラン)です。高校3年生で今年から受験生になります…えっと桃山荘では最年長でした」
「高校3年生かぁ…忙しい時期だけど頑張ってね」
「はい、ありがとうございます大家さん」
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