一杯目 ~最近の寿司の異常化についてのソレ~

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「りゅーうー。今日の晩御飯なにー?」 「今日はそうだなぁ・・・刺身でもするか」 「ほぉう。新しい二人の生活を祝ってお刺身ですか」 「全くだ。高校生活が始まる前に新生活がスタートしちまったよコンチクショウ」 「そういうな。琉にとってもいい経験になるはずだ」 「誰のせいでこうなってると思ってんの!全部姉ちゃんのせいだからな!?僕は召使のごとく姉ちゃんを養うだけだぞ!?」 「見返りとして私を抱く義務があるじゃないか」 「見返りなのに義務かよ!変なこと言ってんじゃない!」 「実は前々から言いたいことがあるんだ」 「こんなことわざがある。言いたい事は明日言え」 「実はな」 「いや聞けよ。僕は聞きたくないって言ってるんだよ」 「いや、琉が私の話を聞くべきだ」 「「・・・」」 「「じゃーんけーん、ぽん」」 「な、負けた・・・だと。僕のサイク○ンパンチが・・・」 「ふん、私のシャイ○ングフィンガーを馬鹿にするんじゃないぞ。さて、私の話を聞いてもらおうか」 「くっ・・・わかったよ。言えよ」 「ひとつはな、その言葉遣いと一人称とのギャップについてだ」 「なん?どういうい意味だよ、それ」 「いや、確かに現代若者のよく使う言葉遣いだがな、なぜ一人称が僕なんだ」 「いや、別に変なことじゃないだろ。僕は僕なんだし」 「いや、まぁギャップがあって萌えるけども。ムラムラするけども」 「すんな。僕は姉ちゃんの弟だぞ」 「それでもういっこなんだがな」 「いや、聞けよ」
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