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―翌朝
5時半。
いつもより30分早く、主役は目覚めた。
といっても、昨日の夜は遅くまで他校のダチと話してたからかなり寝不足だ…。
眠たい目をこじ開けてから、出掛ける準備をした。
真「あれ…」
肝心な桐谷高校がどこにあるかわからないことに気づいた。
まあ調べればすぐ出るだろう。
パソコンの電源を入れてすぐに調べた。
よかった、案外近いじゃん。
チャリでいけるし。
でもチャリ盗まれたばっかだから悠真に後ろ乗せてもらお。
その旨をメールで伝えてから、朝ごはんを食べにリビングまで降りていった。
真「チッ… まだ寝てんのかよ…。」
朝ごはんどころか、誰もいないリビングで自分で朝ごはんを作って全てを済ませた頃には6時半を回っていた。
ピーンポーン
真「はやっ!」
悠真の早い訪問に驚いている余裕もなかった。
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