本当のお別れ

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クラリーは心を落ち着かせると、家の外に出て、人がいないか確認すると、エミリーを呼んだ。 「なあに?」 エミリーはクラリーの後ろに音もなく立っていた。 クラリーは少しビックリしたが、予想はしていたので、そこまで驚かなかった。 幽霊は音もなく、いきなる現れることがほとんどなのだ。 「お父さんに会いたいのよね?どこへ行けばいいの?」 クラリーはエミリーの背に合わせてかがんだ。 「私が案内してあげる」
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