0人が本棚に入れています
本棚に追加
私は川島えり。
どこかで自分を迎えにきてくれる王子様を待ってる16歳。
どうしても某恋愛シュミレーションゲームがやめられない。
「えりーっ、おはよー!」
ビクぅっ!!
「お、おはよ…、杏奈」
「けーたい見つめてどーしたのっ!あ、彼氏?彼氏でもできた?」
私はとっさに恋愛ゲームアプリを終了させた。危ない、見られるところだった。
「ちがうにきまってるじゃん!杏奈知ってるでしょ?」
「いてもおかしくはないけどね」
杏奈はぷくーっとほおを膨らませた。うん、あんたのほうが何倍も彼氏や男がいそうよ。
最初のコメントを投稿しよう!