0人が本棚に入れています
本棚に追加
ようやく終わった。
興奮している杏奈に話しかけた。
「咲せんせー、かっこ良かったね」
「ほんとほんとっ!!彼女いないって!」
いなかったたところであいてにされないとおもうけどね!
「でも好きなタイプは、背が165以上170未満、髪色は黒、好みはナチュラルメイクに頭がイイ子」
「よく暗記してるね」
「がんばろうねえり!えりならできる!」
は?
ーーーーーーーー
「林田先生の代わりに提出分のノートを返します、名前呼ばれたらとりにきてくださいね」
と言って、配られるのは数名。やる気ないもんなぁ、みんな。
「相川くん、赤坂くん、…」
男子から配られていって、次くらいではなかろうか、私は。
「えーと、女子は川島さん…だけじゃん、みんな出せよっ」
「「えぇー」」
私はギラつく女子の目を避けてノートを取りに行く。
『いい子もいいとこよね』
『ほんと』
てめえらぶっころすぞ、なんってね!
「川島さん、この感想文俺も読んだけどすごい読みやすかったよ!勉強になった!ありがと!」
最初のコメントを投稿しよう!