第1章 ゲームの始まり

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俺の顔と正美の顔が極端に近くなりお互いの息が当たる。 そして唇と唇が重なっているのに気付いた。 正美が離れた後硬直した俺。 それに対し正美は笑顔で返してきた。 田所「えへへ…それは今日のご褒美!」 俺にご褒美? ちゃんととってあげられなかったのに? そう思い首を傾げていると正美は続けて言った。 田所「私のためにキーホルダー取ってくれてありがとう!」 山本「いや…一個違うの取っちゃったし…」 田所「それは創のだよ!赤のキーホルダーの意味は情熱!」 山本「あぁ…情熱か…じゃあそれに答えないとな…」 田所「え?」 俺は驚いている正美を抱き寄せた。 田所「どっどしたの…!?」 どんどん正美の体温が高くなっていくのが分かる。
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