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俺の顔と正美の顔が極端に近くなりお互いの息が当たる。
そして唇と唇が重なっているのに気付いた。
正美が離れた後硬直した俺。
それに対し正美は笑顔で返してきた。
田所「えへへ…それは今日のご褒美!」
俺にご褒美?
ちゃんととってあげられなかったのに?
そう思い首を傾げていると正美は続けて言った。
田所「私のためにキーホルダー取ってくれてありがとう!」
山本「いや…一個違うの取っちゃったし…」
田所「それは創のだよ!赤のキーホルダーの意味は情熱!」
山本「あぁ…情熱か…じゃあそれに答えないとな…」
田所「え?」
俺は驚いている正美を抱き寄せた。
田所「どっどしたの…!?」
どんどん正美の体温が高くなっていくのが分かる。
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