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「如月様。」
机に頬杖をして、優雅に御菓子を口に運んでいる如月様は、私の方へと目線を寄越した。
この気持ちは、恋。
ではないのだろう。
でも、私は、如月様の事を本気で愛している。
如月様に会って、分からない事なんて沢山無くなってしまったのに
この気持ちだけは、謎のままである、そして
貴方は、きっと理解させてくれない。
スッ、
頬杖をついていない方の手を持ち、その場に跪く
チュ…
軽いリップ音を立てる。
手の甲へのキスは、”忠誠”
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